キャリアアップ助成金|正社員化57万円・7コースの使い方
結論:キャリアアップ助成金は非正規雇用の正社員化・処遇改善で1人あたり最大57万円〜の助成。中小企業の人材定着・賃上げを国が支援。計画認定が必須のため事前準備を必ず行いましょう。
7つのコース
| コース | 内容 | 助成額(中小・1人あたり) |
|---|---|---|
| 正社員化コース | 有期→正規等 | 57万〜80万円 |
| 賃金規定等改定コース | 非正規賃金引上げ | 5万〜13万円 |
| 賃金規定等共通化コース | 正規と同一賃金表へ | 事業所あたり60万円 |
| 賞与・退職金制度導入コース | 非正規にも導入 | 事業所あたり40万円 |
| 短時間労働者労働時間延長コース | 週所定労働時間延長 | 22.5万〜30万円 |
| 社会保険適用時処遇改善コース | 社保加入時の手当 | 50万円 |
| 正社員化(多様な正社員) | 勤務地・職務限定等 | 40万〜80万円 |
正社員化コース(最も使われる)
有期雇用→正規雇用への転換で1人あたり57万円(中小企業・通常)。一定要件で最大80万円まで加算。
要件:
- キャリアアップ計画書を事前に労働局へ提出・認定
- 6か月以上有期雇用→6か月以上正規雇用
- 正規転換後6か月の賃金が転換前から3%以上アップ
- 就業規則・労働条件通知書の整備
計画認定が必須(最重要)
事前にキャリアアップ計画書を提出・認定されてからでないと対象になりません。『気付いたら正社員化していた』は支給対象外です。
- キャリアアップ計画書を作成(労働組合等の意見聴取必要)
- 労働局に提出 → 認定
- 有期雇用契約 → 正社員転換
- 転換後6か月の賃金支払い完了
- 転換後6か月+1日以降に支給申請
- 労働局審査 → 入金(申請から2〜3か月)
加算と組み合わせ
- 派遣社員直接雇用:+28.5万円
- 母子家庭の母・父子家庭の父:+9.5万円
- 勤務地・職務限定の多様な正社員:+9.5万円
- 賃金規定等改定との併用で総額大幅UP
1人あたり最大80万円超になることも。
申請のコツ
- 就業規則の整備が大前提:正社員区分の定義・賃金規定を明確に
- 計画認定〜転換まで間が空かないように
- 社労士に依頼するとミスが少ない(成果報酬制も多い)
- 同じ年度に複数人正社員化すれば人数分受給可能
- 計画書は転換前に必ず提出(事後不可)
関連制度
- 小規模事業者持続化補助金
- 業務改善助成金(最低賃金引上げ+設備投資)
- 両立支援等助成金(育休・介護休業)
- 自営業・個人事業主の節税完全ガイド
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